梅干しにカビ?失敗した?捨てちゃダメ。大成功の兆しなの。

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梅干し漬けに失敗した?カビはどうする?

順調に上がってきた梅酢。
安心していたらカビのようなものが浮いてきた?
白いものがプカプカ浮いている???

その梅、どうしますか?処分する?
梅を洗って干す???

ちょっと待って。捨てないで。
早まらないで。落ち着いて!

その白いカビのようなもの。
産膜酵母という良い酵母が発生しているのかもしれません。
とろけるような最高の梅干しができるラッキーな前兆かもしれませんよ!

参考になれば、という事で
私の経験を載せておきますね。

私は15年くらい前から梅を漬けています。

簡単で、買うよりも安い。
何より、梅を漬ける作業が楽しくて!

今から7年くらい前に漬けたときの話。
梅酢も順調に上がってきて、安心していました。

7月に入って少し経った頃。まだ梅雨明けまでは間がある頃でした。
透明感のあった梅酢が少し濁ってきたような気がして、心配していたら・・・。

乳白色のカビのような薄い膜が
プカプカ浮いているんです。

これまで失敗したことが無かったので
すごくショック。

昔の人は
「梅干しにカビが生えたら家に不幸なことが起きる」
なんて言っていたらしいですしね。

でもそれは、違うと思います。
悪いことは起こらなかったし!
そもそも、みんなが、カビだと思ったものはカビではないかもしれません。

その、カビのような白い物体。産膜酵母と呼ばれる酵素かもしれません。
むしろ悪いものではなく、この白い物体は、良い酵素である事がほとんどらしいですよ!!!

梅干専門店さんのサイトに次のように解説がありました。

この白い膜が出て、アタリマエ。
むしろ、
「これが出ないと柔らかくて美味しい梅干しはできない」
「膜が出ない梅干し屋なんて無い」
と、断言。なお
「膜が出てきたら、漬物桶を軽くゆすって酵母を混ぜ込みましょう」
と解説してありましたよ。

頑張って漬けた大量の梅ですしね。
捨てたくないですから、この解説を信じることにしました。
ただ、混ぜ込んで漬ける勇気は出ませんでしたので、消毒した網で、白い膜を取れるだけ取って捨てただけで梅はそのまま漬けました。

すると・・・

梅干屋さんの解説どおり、
柔らかくてジューシーで
とろけるような梅干しが出来上がりましたよ~。

菌糸が張っていたり、赤や黒い色だったら
それはカビに違いありませんが
白い膜だった場合は
梅を捨てたり、加熱したりせずにそのままにしてみては如何ですか?

この産膜酵母を放置すると
この膜の上にカビが発生するそうです。

下記の梅干し屋さんのサイトに解説がありました。

梅干の通販・古道の梅屋 | 梅干の作り方
はてなしシリーズ

カビだと思って捨ててしまっていた人には
なんとも残念な話ですね。

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